北九州市の4枚建て掃き出し窓ガラス交換事例
北九州市の皆さんこんにちは!時々屋硝子店です!本日は北九州市の若松区にて4枚建て掃き出し窓ガラスの交換を行ないました!飼われている猫ちゃんが思いっきりガラスにぶつかり割れてしまったようです。
お客様は5年前の台風10号のときにもガラス割れ替えを他社様で行なってもらったことがあるようですが、他社様では13万円だったようです。お客様いわく、ガラスの値段も分からないし、そんなものなのかな?と思いお願いしてしまったようですね。ちなみに当店はその6分の1の値段でガラス交換を行なっています。
ちなみに5年前といえば、今のガラス代の半値で仕入れていましたけどね。。当時の13万は高すぎます。逆にいえばこの5年間でガラス代は倍になっている訳で、物価高騰が凄いですね。

4枚建てにも内障子(クレセントカギが付いている側)と外障子(カギの受け金具が付いている側)に分かれています。今回のように内障子側が割れていて窓が引き違わない場合や、室内から障子を外せない場合は、外障子から外す必要があります。
なんですが、ドブ溝サッシの4枚建てあるあるで、サッシ枠が変形、垂れ下がりがある為、障子を外そうと持ち上げてもレールから外せません。ではどうするかというと、写真のように片方の縦框を外して、場合によってはガラスを抜いて障子をレールから外す訳です。

内障子も同じように縦框を外します。ドブ溝サッシの場合、縦框の上側のビスはレールに埋もれている為、ドライバーの先がビス頭に対して斜めに入るので、ただのプラスドライバーでは外せません。フレキシブルシャフトをインパクトドライバーに繋げて、ビス頭に対して平行にビットが当たるようにして、外さないといけません。

そうして、内障子を外して、ようやくガラスカットの作業に入ります。

車から作業台、3×6尺の規格ガラスを取り出し現場で窓寸法に合わせてカットします。カットしたガラスの縁にはグレチャン(ガラスとガラス溝を埋めるゴムパッキン)を巻き付けます。そうして、障子枠をガラスに嵌め込みます。

本来であれば、障子枠をガラスに組み込み四方の枠を連結させますが、サッシ枠が歪んでいる今回は、それでは障子をサッシレールに建て込むことはできません。あくまで障子を外した手順と逆の手順でサッシレールに障子を嵌め込みます。

これでガラス交換が完了です。
サッシ枠が歪んでいる場合、今回ご紹介しました手順になりますから、ガラス交換に時間がかかります。当店は数多のガラス交換の現場を数こなしていますから、こういった作業にかなり慣れています。ガラス修理のプロとしての知見も技術も当然ある訳ですが、それでも90分かかりました。
ガラス交換は現場によって状況は様々ですので、ガラス交換のお見積もりは現場調査からという訳なのです。
無事、ガラスが綺麗になり、低価格でガラス交換ができたとお客様に喜んで頂けました。
当店のご利用ありがとうございました!