小倉南区のペアガラス交換事例
本日は小倉南区にて勝手口ドアのペアガラスの交換を行ないました!

お客様は、ペアガラスが割れてしまったのははじめてだったようで、すぐに交換できると考えられていたようですが、実はペアガラスは即日の修理はできません。その理由は、ペアガラスの特殊な構造にあります。

ガラスの縁に銀色のアルミスペーサがみえますが、ペアガラスはアルミスペーサーの表と裏にガラスが封着材で密閉接着されています。銀色のアルミスペーサーの中には、丸い小粒の乾燥剤が入っており、常時ペアガラスの空気を乾燥させている訳です。そしてアルゴンガス入りのペアガラスは、割れた時点でアルゴンガスは抜けて断熱性能はなくなります。
このように、特殊な素材や構成によって作りあげられるペアガラスは、メーカー受注製作となり、日本板硝子、セントラル硝子、AGCガラスの3つの内どれかの工場で作成され、地場の問屋さんに配送される訳です。なので、発注後、最短でも5日はかかるという訳です。
幸いなことに、ペアガラスは表と裏の2枚のガラスが一体となり構成されています。2枚同時に割れることは極めて稀で、今まで何百枚とペアガラスの割れ替えを行っていますが、表と裏の2枚が両方割れたという事例はありません。ということは、片方が割れても雨水や風の侵入はない訳で、一旦割れた箇所をテープで養生して安心してガラス交換日までお待ち頂ける訳です。

本日、ペアガラスが入荷した為、朝イチの工事を済ませた後、夕方頃になりましたが無事交換修理することができました。
ペアガラスの交換も当店までご相談ください。