今回は網戸交換にあたり採寸方法を解説していきます。
まず初めにご準備して頂く物があります。
- 金属製スケール(メジャーともいいます)
- メモができる用紙
ご準備できましたでしょうか?
ではご自宅の窓をみてみましょう。
ご自宅が木造住宅の場合、住宅用網戸と言われる網戸が付いていることが多いです。
住宅用網戸は網戸を上下レールに差し込むタイプの網戸です。
障子から網戸レール中芯までの距離が8mm以上ある場合は住宅用網戸の設置が可能です。
それでは網戸の採寸方法を詳しく説明していきたいと思います。
住宅用網戸の採寸方法
- 障子から網戸レール中芯までの距離を測る
- 網戸上レールから下レールまでの距離を測る
- 障子の幅を測る
①障子から網戸レール中芯までの距離を測る
↑写真をみると、障子から網戸レール中芯までの距離が8mmありますね。この場合は通常網戸の設置が可能です。
②網戸上レールから網戸下レールまでの距離を測る
窓からレールまで8mm以上あることを確認しましたら、網戸上のレールから下のレールまで測ります。測る箇所は両端と中央の3点測ります。最も短い寸法で網戸はオーダー作成します。サッシ枠の垂れ下がりにより、特に中央のレール間が短くなりやすいので、必ず3点測りましょう。
測ったレール間にプラス10〜12mmが出来寸となります。例えばレール間が900mmの場合、H(高さ)は912mmといった具合です。
③障子幅を測る
高さを測りましたら、次は横幅の採寸をします。住宅用網戸の横幅の採寸は、窓1枚の横幅のサイズと一緒になります。
④網戸下レールから障子中桟中芯までの距離を測る
網戸に中桟が付いている場合は網戸下レールから中桟の中心までの距離を測ります。
採寸ができましたらメモを忘れないようにして下さいね。
あとはフレームのカラーや網の色を決めてネットで注文するもよし、業者に頼むのも良しです。
持ち出し網戸の場合
障子から網戸レール中芯までの距離が2mm〜5.5mmの間の場合は、住宅用網戸が設置できないため持ち出し網戸の設置になります。採寸方法は住宅用網戸も持ち出し網戸も基本的には一緒です。ですが、マンションの場合窓枠形状により付けられる網戸の種類が変わります。
当店のお客様からよくお問い合わせ頂くなかに、ホームセンターで買ってきた網戸が付かなくて困っています、とお問い合わせ頂くことがよくあります。お話しを聞かせて頂くとやはりマンションや市営・県営住宅、アパートだったという場合がよくあります。ご自宅がマンションやアパートの場合は住宅用網戸が付かない可能性がありますのでご注意ください。
↑詳しくはこちらの記事をご参考ください。
まとめ
網戸の採寸ができると業者に見積をしてもらうときにも網戸の採寸をして伝えておくと見積までスムーズですよね。是非網戸を替えようと考えられている方はこの記事を参考に網戸の採寸をしてみてください。
北九州地域にお住まいの方で網戸の取り付けにお困りの際は是非、当店にお任せください。問屋を通さず工場から直接仕入れを行っている為、細いオーダーやスピード納品が可能です。
ここまで読んで頂きありがとうございました。