八幡西区の店舗大判ガラス交換修理事例
本日は八幡西区にて、横幅2120mm×H1990の透明菱網入り大判ガラスを交換修理しました。このサイズのガラスは重量65キロの為、3人作業となります。
まずは押し縁側のコーキングを撤去し、押し縁を外して、残りのコーキングを撤去していきます。残り3分の1ほどコーキングを残したら、室外側に2人配置し、ガラス用の吸盤「サッカー」をガラスに付けて、いつでもガラスを外せるように支えておきます。そしてもう1人は残しのコーキングを全て撤去し、室内側にまわり吸盤をガラスに付けてサッシからガラスを外す準備をします。せーので声をかけ合いガラスを外します。複数人での大きなガラス交換作業では、声をかけ合い連携が大切です。
ガラスを外したら、大判の網入りガラスを嵌め込みこます。ところで運搬できるガラスのサイズですが、当店のハイエースには横幅1200mm×長さ2500mmまでしか入りません。今回は横幅2000mmを超えていますから、問屋さんにトラックを用意してもらい、荷台に馬を載せてガラスを運搬してきてもらいました。
大判ガラスにマスキングして、バックアップ材を入れて固定し、コーキングしている写真です。コーキングはヘラを使い余分なシーリング材を削いでいきますが、ガラス同士が突き合わせになっている直角部分は、指でならした方が空気が入りづらく綺麗になります(個人の見解です)
コーキング作業が完了し、マスキングテープを綺麗に剥がして、ガラスに付いた指紋を綺麗に拭き取りガラス交換完了です。
実は、施主様のご希望により、室内が全く見えないようにミラーフィルム「サンゲツ ガラスフィルムGF11081ミラー20」も貼ってもらってます。なので、設置したガラスを見るとミラーのように反射して、私が写真を撮っているところが写っていますね笑
大きなガラスは交換失敗するとアウトなので、いくら回数をこなしても慣れることはありません。むしろ、ガラス交換作業は怪我に繋がりやすい危険な作業なので、慎重さが大切ですから、いつまでも緊張感を持って作業に取り組みたいですね。
無事ガラス修理が完了し、ミラーフィルムにより以前よりガラスに高級感がでました。ありがとうございました。