戸畑区にて食器棚の引手すり加工ガラス修理交換事例
北九州市のみなさんおはようございます!時々屋硝子店です!
戸畑区にて食器棚のすり加工硝子を交換しました!お客様は、買い手が決まり売却される予定のお家の食器棚のガラスを割ってしまい、現状回復したいということでした。
写真の割れた既存の硝子は、サンドブラスト加工された硝子です。サンドブラストで細かい砂を当てて白くなったガラスで、すりガラスとは少し加工方法が違い、グレードの高いガラスです。
対して今回は普通のすりガラスに引手加工と四方磨き加工を施したものを取り付け致しました!
違いはサンドブラスト加工されたものよりすりガラスの方が汚れやすく、指紋がつきやすい点です。ただし、手作業のサンドブラストよりも規格品G3すりガラスを使用する方が安価です。また、サンドブラスト加工をオーダーすると納期に2〜3週間かかりますが、規格すりガラスは納期がかかりません。今回は、引いて開けるタイプの食器棚ガラスなので、引手加工や四方磨き加工が必要となり加工工場依頼となり納期3日かかりましたが、サンドブラストが必要ないので短い納期でした。
今回のように2段〜4段になっている木製の食器棚ガラスは、食器の重さで棚が歪んでいる可能性がありますので、既存ガラスよりも2mmほど高さを小さくしてガラス作成としまました。木製は障子ガラスにしても食器棚にしても歪みやすい為、ガラス寸法を既存寸法に合わせてピッタリ作成すると入らなかったりします。
当初は全く同じサンドブラスト加工されたガラスにしたいというご希望もありましたが、納期がかかり高価な為、すりガラスでも違和感はないですよ、と新たにご提案させて頂きました。車にいつも積んであるすりガラスを取り出し、食器棚にもっていき既存ガラスと見比べて頂くと、お客様も「これなら違和感ないので、短納期でサンドブラスト加工よりも安価な規格すりガラスにします」、という流れになります。
高価なガラスから安価な方をご提案するという何とも商売っ気がないですが、お客様が実物をみて、良いと判断したならそれで良いので、それでいきましょうということになりました。結果、お客様も満足されて喜んで頂けました。
北九州市のみなさんにおかれましては、食器棚のガラス修理も時々屋硝子店にお任せください。