安否確認で割られた!防犯錠付き窓ガラス修理事例
八幡西区の皆さんこんにちは!時々屋硝子店です!本日は警察が安否確認でガラスを割った現場で、ガラス修理依頼を承りました!
実はこちらの窓、障子にサッシ用窓カギ付き防犯錠FN-469が付いていました。カギがあれば解除して障子をサッシ枠から外せますが、カギは紛失とのことでしたので、サッシ枠の中で障子を分解してガラス交換を行ないました!
サッシの窓ガラス交換は、通常は障子をサッシレールから外して障子枠を分解し、ガラス交換を行ないます。ですが今回のような場合は、カギがないことで解除できないサッシ用防犯錠のせいで障子を外せません。そこで、障子枠をサッシ枠内で分解することにしました。
まずは障子を分解する前にガラスをカットしておいて、障子の近くに置いておきます。ガラスには吸盤を付けておきます。
次に障子の縦框を分解し、シリコンスプレーをガラス溝にまんべんなく吹きかけます。要は縦框を外したことで、カットしたガラスを横からガラス溝の間に滑りこませて嵌め込む方法です。コツは、ガラスをスライドさせる際にグレチャンがズレてしまうので、あらかじめグレチャンにはマスキングテープを貼って動かないように固定しておくことですね。
そうしてガラスを入れ込むことができたら、先程外しておいた縦框を障子に組み戻します。このままではグレチャンがズレないように貼っておいたマスキングテープが丸見えでカッコ悪いので、マスキングテープを外します。マスキングテープの端を持って斜めに引っ張ると綺麗にマスキングテープは取り除くことができます。
ガラス交換後は、周囲にガラス片が散らばっていないか最終チェックし、掃除機で吸い込めない小さな破片は粘着テープでひっつけて取ります。ガラスに吸盤跡が残っているので、ガラスクリーナーで綺麗にガラスを拭いてガラス修理交換作業は完了です。
今回交換したガラスは日本板硝子、霞ガラスの4mm厚みです。サイズは横幅790mm×高さ795mmで、ガラス修理費用は13,400円税込価格でした。
ご利用ありがとうございました。