勝手口上げ下げドアのガラスのパッキンに隙間ができている?コーキングで隙間を塞ぐ方法を解説

勝手口上げ下げドアのパッキンが劣化して隙間できてしまった、隙間風が入る為直したいというご連絡が入り修理してきました!

勝手口上げ下げドアのガラスの隙間を塞ぐ方法をご紹介します!

パッキンを外す

押しビード撤去

まずはパッキンを外しましょう。パッキンの外し方は切れ端を千枚通しで引っかけて端をつまみ引っ張ります。するとパッキンが外せます。ちなみにパッキンのことをビードといいます。

ガラスと押し縁の間にバックアップ材を入れてガラスを固定する

バックアップ材を入れてガラス固定

バックアップ材というかいものを使いガラスパッキンが入っていた隙間にバックアップ材を埋め込みます。ガラスが動かないように固定することができます。

マスキングテープをガラスと枠に貼る

マスキングテープを貼る

マスキングテープをガラス面と枠側に写真のように貼っていきます。マスキングテープがくっつきにくい場合、油脂や汚れなどが付いている可能性があります。パーツクリーナーで油脂や汚れを落としてふきんで拭き取りマスキングテープを張りましょう。

コーキングする

コーキング中

ガラスと枠の間をシリコーン材を充填していきます。シリコーン材の色はパッキンの色やサッシ枠の色に合わせましょう。カビがつきやすかった場合は少し高いですが防カビ材入りシリコーンを使うとカビにくくなります。コーキングガンにシリコーン材をセットしてコーキングしていきます。夏場など気温が暖かいとシリコーン材は空気に触れるとすぐに固まる為、慣れないうちは一辺や2辺づつ打ち込み、コーキングヘラでなぞりましょう。

コーキング方法については山口支店のブログに詳しく記載!ぜひご参考ください!

マスキングテープを剥がす

コーキング完了

コーキングを打ってヘラでなぞり終わったらマスキングテープを剥がします。剥がす順番はガラスから剥がして、枠側のマスキングテープを剥がします。剥がし方は進行方法の斜めに引っ張りは剥がすイメージです。

上手くコーキングできれば見た目はパッキンでガラスを固定していた頃と変わらず気密性は更に良くなります。

綺麗にコーキングするにはガラス屋さんにお願いした方が良いですが、コーキングに慣れている方はご自分で空いた隙間をコーキングで塞ぐのも有りかと思います。その際はガラスを割らないようにご注意くださいね。

以上勝手口上げ下げドアのガラスパッキンに隙間が空いた場合、コーキングで隙間を塞ぐ方法でした。

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